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零工房レンタルレイアウト店の雑記帖

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天賞堂 T-Evolution クモヤ145 -5 【TNカプラ加工編】

こんにちは。
今日はお客様から天賞堂 T-Evolutionクモヤ145において、コアレスパワートラックとTNカプラが同居できない問題、本当に解決できないか、とのお問い合わせがありましたので、予定を変更して記事化しました。前回記事のとおり、コアレスパワートラックを装着すると、そのままではTNカプラは取り付けできません。ネット上ではかなり取り付けに悪戦苦闘しているとの情報をそのお客様より聞き及んでおりますが、店主は特急181系電車などでMPギア装備車にTNカプラーを干渉することなく取り付ける方法を既に確立しており、このことを知っているお客様からお声がかかりました。


クモヤ145 天賞堂 T-Evolution いつもの姿です
 こちらは例によって作業が完了している状態です。何も変わりません。写真右側、すなわち手前側にパワートラックを装備しておりますが、平然とTNカプラが付いてます。いつもの姿でしかありません。


TOMIX HO-C06 TNカプラーを解体します
TOMIX HO-C06 TNカプラーを分解します。電連付きや密着自動連結器タイプでも変わりはありません。このとき、スプリングを紛失しないように気をつけます。


スプリングが掛かる場所のサイドを削りこみます
スプリングが掛かっていた場所のサイドを削りこんで細くします。元々あった突起の幅と同じ幅で連結方向へ削ります。


スプリングを短縮します
スプリングを短縮します。途中で写真のようにカットします。そうするとひっかけるための輪が無くなりますので、スプリングを1周分倒してひっかけるための輪を作ります。


後ろ側をカットします
分解したパーツの後ろ側をカットします。このときカットし過ぎると組み立て用の穴が失われて組み立て不能になりますのでご注意ください。


加工したパーツで組み立てます
上記加工を済ませましたら、組み立てを行います。組み立てを済ませて、カプラーの首を振ってみてスプリングが外れてしまったり、センターに復帰しない場合はスプリングが長すぎる恐れがあります。一旦取り外してスプリングを短縮します。なお、スプリングは短縮してますので、カプラーの首を目一杯振るとスプリングの弾性限界を超えてスプリングが伸びてしまう恐れがありますが、店主の作例では問題はありませんでした。しかし、不用意なカプラーの首振りは避けた方が良いでしょう。


突き出している部分を溶かして、丸めます
スムーズにカプラーが動くことを確認しましたら、突出している部分をはんだごてで熱をくわえて溶かして団子状にして短縮します。はんだごての扱いに慣れていないとカプラー本体ごと溶かしたり、やけどを負いますのでご注意ください。


まだ当たりそうなので、さらに削りました
仮付けしたところ、まだカプラーの後ろ端が当たるようです。そのため、さらに削りこみました。どこを削ったかわからないと言われそうなので、下の図解もご参照下さい。


図解するとこのような感じです
こちらの図は一つ上の写真をサイドから見たものを示します。下側が車体および屋根方向、左側が連結面方向です。橙色に塗りつぶした部分を削りこみます。削り過ぎると組み立てに必要な突起が無くなりますので、これまた削り過ぎにご注意下さい。


スプリングはこのように掛けます
表側にひっくり返した様子です。カプラースプリングはこのようにひっかけます。


装着して当たりを見ます
装着して当たりを見ます。台車を線路方向へ傾斜させますと、まだ若干の当たりがあるようです。しかし緩和勾配が無く、かなり急に平坦から勾配に突入するか、その逆が発生しない限りは接触しないでしょう。


車体に装着した状態だとこのように見えます
車体を装着して走行可能状態で撮影しますとこのような感じですが、台車枠に隠れて良く見えませんね。


逆さから見るとこのような感じです
ならば車体を裏返しにして撮影してみますと、このように見えます。これですと接触しているかどうかの位置関係が見えませんね。撮影の腕前の問題もあるかとは思いますが、なかなかうまくいきません。店主の経験上、問題なく走行できるのではないか、と思います。


本線試運転です
早速検証てみました。当店レイアウトの勾配路線で時計回り、反時計回り、車体の前後を入れ替えて同様に両方向試しましたが、全く遜色なく走行しますのでこれにて一件落着とします。

なお、カプラースプリングを利用しないでTNカプラーの後ろ側をざっくりカットしてしまえば何の問題もないことはもちろん承知しておりますが、伸縮性の高いTNカプラーが横向いている姿で走行されてしまいますと、カプラーが横向いているだけでなく、伸縮機構が災いして車体からカプラーが飛び出してしまいますので、みっともないことこの上ありません。そのため、今回のように先頭に立つことの多い車両でセンター復元ばねのない状態での走行は好ましくないと考え、このような手間のかかる加工をさせて頂きました。
今日はここまで。
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テーマ:鉄道模型 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2019/12/07(土) 10:10:58|
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